個人投資家の皆様へ

ユナイテッド・アーバン投資法人について、より詳しくご理解いただき、「REIT（リート）」についてもより身近に感じていただくために、個人投資家の皆様へ向けた情報をご案内いたします。

「REIT」とは、不動産投資信託を意味する「Real Estate Investment Trust」の略称であり、1960年にアメリカで誕生し、既に半世紀の歴史を経ている重要なシステム商品です。日本では、その不動産投資信託の日本版という意味で「J-REIT」と呼ばれています。

不動産投資信託（J-REIT）ってどんな商品？

J-REITとは、投資家の皆様から集めた資金や金融機関からの借入金を元に複数の不動産を購入（＝投資）し、それらの不動産を運用することから得られる賃料収入や売却することによって得られる利益を投資家の皆様に分配する仕組みです。法人税の優遇措置により、不動産投資法人は配当可能利益の90％超を分配し、且つ一定の条件を満たせば法人税が課税されないため、利益のほぼ100％を分配しています。従って、投資家の皆様は利益のほぼ100%を分配金として受け取ることができます。

資産運用のしくみは？

法律によって、不動産投資法人は運用などの実質的な業務を外部機関へ委託しなければならないとされているため、実際の不動産の運用は、専門家である「資産運用会社」が行っています。投資家の皆様は、不動産に関する実務経験・知識がなくても、容易に不動産に投資できるという魅力があります。

資産運用会社	購入（投資）する不動産の選定、金融機関からの借入れ交渉、投資した不動産の運営方針の決定、不動産の価値を維持する為の修繕計画の立案・実行等、実際の運用業務を行います。
資産保管会社	投資法人の保有する資産の管理を行います。通常、信託銀行が資産保管会社になります。
事務受託会社	会計に関する事務、納税に関する事務、投資法人債に関する事務などを行います。それぞれの業務ごとに専門の会社に委託します。

J-REITへの投資とは？

J-REITへの投資とは、不動産投資法人が発行する投資口を市場等で購入することを意味します。J-REITは金融商品取引所に上場しているため、上場企業の株式投資と同じように投資できる金融商品です。証券会社を通じて東京証券取引所等で売買することが出来ます。株式と同様に決算期末（通常J-REITは6ヶ月毎の決算）時点の投資主に対して、その期の利益が分配されます。尚、投資口を売却する際の価格は、購入価格と同じとは限りません（売却損益が発生します）。